ポール

(プレストレストコンクリートポール)

ポール

特長・用途

ポールは、圧縮強度50N/m㎡以上のコンクリート用いて遠心力締固めを行い、プレストレスを導入している。形状は、テーパを有するもの(1種)と有しないもの(2種)がある。電柱を主な用途としている。 (電柱とは、送電・配電・通信及び信号等と鉄道及び軌道における電線路等を総称する。)
プレストレスを導入しているためひび割れが入りにくく、風荷重などで一時的にひび割れが入っても荷重がなくなればひび割れがふさがるのが特長である。

標準規格

JIS A 5373:2016の附属書Aのうち推奨仕様A-1(Ⅰ類)によるものは、下記に示す。
1種/外径;末口径120~220mm、元口径230~450mm
長さ;7m~17m
テーパ ;1/75
ひび割れ試験荷重;1.5kN~15kN
2種/外径;300・350・400mm
長さ;8m~14m
限界ひび割れ幅耐力;50、65、75、90、110kN・m